f-stringの使い型
f-stringはPython 3.6から導入された文字列のフォーマットを制御する方法の1つです。
+で文字列リテラルと文字列変数を結合したり、str.format()を使うよりもコードがすっきりします。
基本
- 文字列をf''で囲う
- 変数と置き換えたいときは{変数名}とする
name = 'john' f'Hello {name}'
折り返し
長い文字列を記述していると折り返したくなります。
そういうときはエディタで改行して行末に\(バックスラッシュ)を付けます。
long_message = f'\ this is a very long message,\ and it's followed by another long message.\ {author} ’
{}を使いたいとき
JSON文字列を記述するときは{}(中括弧)を使います。
しかし中括弧はf-stringでは置換フィールドと解釈されます。その上、中括弧はバックスラッシュではエスケープできません。
f-stringでは中括弧を以下のように2重中括弧({{)でエスケープします。
json_str = f'{{\ "sushi": "{sushi_recipe}",\ "curry": "{curry_recipe}"\ }}’
これで長いJSON文字列もすっきり書くことができます。